空間軸を中心として、写真やデザインなどから多面的にその輪郭を形成するアート活動です。

シェアした途端に陳腐化する

NOTE

 

最近、長年愛用してきたiPhone5を地面に落として画面を粉々にしたせいもありまして、SNSをほとんど見てもいませんしあまり投稿もしていません。

このおかげで、いつもより距離を置いたところでSNSを眺めることができたかなと思います。

 

SNSの状況が数年前とはまるで違うように感じますよね。

以前は快く写真を撮らせていただいていた店舗でも今では厳しい規制がされているのも目の当たりにしたし、インスタ蝿と揶揄する言葉も聞くようになりました。

その当事者に片足突っ込んでいるような人間ではありますが、はたから見たその感じもとてもよくわかります。

 

 

 

空の雲が入道雲や鱗雲といった様々な形をつくったり、ときには均一化して雲ひとつない晴天になったりするように、世の中全体にも寄せ集まりは散らばるような波があって、ここ近年はしばらくどんより空模様に感じます。

 

 

この曇り空にあたらしく雲の塊が発生したところで瞬く間に曇り空に飲み込まれて溶けて同化してしまう。

 

 

シェアした途端に、捻くり出したものの表面だけがこそぎ落とされて陳腐化する。

だから、いま、僕はそれが怖くて、自身のSNSも含めてメディアの扱い方には気をつけています。時計などのサンプリングのお願いや雑誌の依頼は慎重に、いまはほとんど断るようにしています。僕なんかが何様という感じですが。ただ続ければよかった数年前とは違う気がする。そもそもシェアしたいことはなんだったっけ。

フォロワー数やいいね数を無しにした時、果たしてその人の価値は。

SNS=世の中全体と捉えている自分に少し嫌気がさしたし、同時に生産性の悪い自分への言い訳のようで嫌になりますね。僕自身が、もっと動かないと。

いまは慎重に。でも内部では大胆に。
嗚呼、もっとあたらしさを。

 

 

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