空間軸を中心として、写真やデザインなどから多面的にその輪郭を形成するアート活動です。

機能美は真か。見た目と機能。見た目が与える機能。

NOTE

機能美とは真なのか。

時代が本質に近づいているのか、自分が近づこうとしているから、時代がそう動いているように感じるのかはわからないですが、ものの本質、興味深いですよね。

よく言う、ものの本質、 『「機能美」とやらは本当に真なのか。』と疑問に思っていたことを思い出しました。

機能美という言葉を意識したのは、おそらく初めて小林和人さんのあたらしい日用品読んだときでしょうか。きれいな言葉だなあ、自分も目指す方向もきっとこのあたりだろう。とおもったのと同寺に、少しばかり違和感を感じていました。

あたらしい日用品 ~timeless,self-evident~

確かに、無駄のない機能的なデザインはぼくも好きです。例えば、今自分の手の届く範囲を見ても、自分がつかっているハサミはハサミらしい形をしているし、ストーブもストーブらしい形をしています。
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そうですね、機能を最大限追求したものは、無駄がなく美しい形をしてます。

でも、すべてのものが機能=美だなんて、少し強引すぎないか。

機能美が真だというならば、絵画や写真みたいなアートの美しさは無視するのか。

機能なんかなにもないものはすべて無駄と排除する、そんな遊び心も許されない世界なのか、ちょっと懐が狭くないか。もっと寛容でいていいんじゃないか。
などとずっと考え続けてきたのです。
ですが最近ふと、「見た目が与える影響も、とても大事な機能のひとつじゃないか。」と思い、なんだかあっさりなるほどとなりました。
これだと確かに何の機能もないと思ってたアートな作品らも機能美のなかにおさまってしまうな、と納得です。
ただ単に、機能という言葉の意味を広げただけの話ですが、たしかに美しいと言われるものもある程度幅があります。
視野を狭めて懐が狭かったのは、どうやら自分の方だったようです。

 

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