RoomClip発祥、塩系インテリア。みんなが好きな、「なんとなく」から生まれたメタファー。

NOTE

 

塩系インテリアという言葉、ご存知ですか。

画像検索するとすこし前の僕の部屋がたくさんでてきます。

 

定義は、「色素薄めのトーン、無骨で飾らない雰囲気、生活感の希薄さ」とのことです。

 

インテリアのSNS、RoonClip発祥です。

RoomClipでは素敵な先人たちに恵まれ、ぼくもここではたくさん刺激を受けました。

ある日突然、まさに塩系インテリア、として僕の部屋が注目されるようになりました。

 

AERAでも少しとりあげていただきました。

AERA (アエラ) 2015年 10/19 増大号 [雑誌]

 

たくさん紹介していただける嬉しさと同寺に、なんだか違和感もありました。今回はこの違和感について考えてみます。

 

違和感の一番の原因は、自分はこれまで一度も塩系インテリアを目指したことがないから、

だと思います。初めて聞く言葉でしたので。

 

 

自分はアンティークなものも好きだし、無印のようなシンプルさも好きだし、機械などの無機質で無骨な感じも好きだし、IKEAのチープな感じも好きだし、植物も好きだったりするし、デザイナーズのような家具も最近すこしずつ興味がではじめたり…と、自分には好きなものことがたくさんあります。

 

統一感のあるインテリアは楽チンだけれど、その洗練された世界のなかにそれの反対物が入り込むと出る杭は打たれる、気になって排除したくなるものです。

 

自分はものをひとつひとつを足しては引いて、バランスをとるのが好きで、そうこうしているうちにいつの間にかこんな部屋になりました。欲張りなのかもしれません。

 

きっとこれからもバランスをとり続けて、これから最終的にどこにいきつくかは決めてないですしわかりません。

 

近年は無印良品やミニマリストなど、よりシンプルな方向へと世の中が動いていたように感じます。

 

そのあたりに自分も影響を受けて、こうしてそのときできあがった新しい部屋の雰囲気がそれらと合流し、みんなが好きなこんな新しい雰囲気の部屋、を表すべく出来た言葉が「塩系インテリア」なんだろうなと思っています。

 

最初に塩系インテリアの定義を引用しましたが、僕は「塩系」という言葉は明確な定義が必要ないメタファー(隠喩)であると捉えました。

 

メタファーには反対物さえも秩序立てて内包する働きがあります。

 

なんとなくみんなが好きだったこの雰囲気に、「塩系」というメタファーを発見して当てはめ、多くの人にこれだ!と共感を得られたのはすごいことです。

 

そうすることでメディアやユーザーにとっても扱いやすく、広めやすくなりました。

 

僕個人としては、これからもすこしずつ新陳代謝を繰り返して、ゆっくり変化を楽しむかと思われます。

 

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