空間軸を中心として、写真やデザインなどから多面的にその輪郭を形成するアート活動です。

アトリエと実験室『TheMill』

NOTE

 

2年前くらい、大学生のころに出会った、すっごく大好きな本です。


写真家のベッヒャー夫妻のアトリエの写真集です。

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大好きすぎて、本当は独り占めしたいくらい。見るといつだって初心に返れるような気がします。今見ても刺激的です。値段が張るけれど買ってよかった。

 

 

 

この本に載っている中身の写真はもうネットにアップされているけれど、わざわざ買ってページをめくることに意味が有る。AppleMusicやYouTubeなどのせいでもうCDをあまり買わなくなってしまったけれど、それでもCDを買う人はいなくならないようにデータだけにはない喜びがあるんだなあ。

 

 

肝心の中身に入ります。

 

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興味がない人からみたら一見モノトーン寄りで退屈な部屋の本かもしれません。

 

はじめてこの本を見たとき、「床だ、壁だ、家具なんか二の次だ…」なんて衝撃を受けたので次引っ越したら絶対フローリングじゃない部屋に住もう、と決めました。

 

ですが一般的な日本の賃貸じゃあなかなかそんな理想の物件が見つからなかったので、結局床は自分で作ることにしました。

 

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写真の現像のための器具です。

アトリエのような空気感は好きですが、実験室のような空気感も好きなんです。

実験室もアトリエも、結局同じような良さを言っていると思います。

空間をつくるためにつくった空間ではないから、ずっといい空気が流れているのだと思います。

 

インテリアは物質的に見れば一点一点のものから成される空間です。

なので以前はすべてのものをデザイン雑貨やアンティークなどで揃えれば、最高の空間ができるんじゃないかと思っていました。

最近再びこの本を開いて思うことは、この部屋にあるもの一点一点には無理がなくて、すべてのものたちのデザインが凝ってたりしているわけでもなく、ただ当たり前の形をしている椅子や机、ランプ、箱、本棚…。デザイン雑貨やアンティークなどで統一された部屋を超えた魅力がありました。

 

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色や素材、形すべてが、相乗的にとけ合ってます。

影響されすぎて本当は教えたくなかった。良書。次見たときはどんな発見をくれるかな。

 

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