ハンドメイドな左手デバイスです。
写真の色合わせをするソフト、Lightroomで大量の写真を見れるレベルの写真にざっくりと仕上げるようなときにつかいます。

テンキーにショートカットを割り当てて、それにグリップをつけて対応するアイコンを印刷して貼り付けただけのもの。

たとえばボタンがいっぱいついた多機能なマウスの考え方は嫌いじゃないのに、magic mouseの洗練されたフォルムが好きなので使う。なのに、継ぎ接ぎ感満載のこれは許容できるかよと思う。

長坂常さんの著書で、大工さんがその場の材料を使ってサラッとつくる現場の家具のことを「まかない家具」と呼んでいて、まさにこれもそれに近いものかもしれない。

洗練された美しさや手仕事には敬意を払いつつも、わざわざ木を削り出して色を塗ったグリップを取り付けたりとガラパゴス化してしまったものを握り「手に良く馴染むんです(笑)」とか言いながら、仕事していたい。生活していたい。